100年ルール
別名 妖怪のプリンシプル(原則) 用途 客観的に考えたい場合に用いる
用例 決断するとき 自分の判断を見直すとき
自分の悩みの大きさを見直すとき
自分の問題の重大さを考え直すとき
使用法 人は自分にとっての出来事や問題は、過大に考えがちである。
人の決断は、気分によってポジティブ/ネガティブに傾きがちである。
できるだけ偏り(バイアス)を排して、客観的に考えるためには、
「それは100年後にはどうか?
100年後にも重大なことか?
100年後には、問題にもなっていないだろうか?」
と遠い未来に立って、見直してみるとよい。
年数は100年でなくてもよい。30年でも、問題によっては5年でもよい。
解説
水木しげるは、妖怪は何百年も生きるから、人の見方とは自ずから変わってくるといっている。100年ルールは、妖怪の視点で、人生を考え直すことである。
参考文献
Butler,G. and Hope,T.(1995),Managing Your Mind: The Mental Fitness Guide,Oxford Univ Pr ; ISBN: 0192623834